ベジマルシェ通信 Vol.25

赤坂アークヒルズ2階にある八百屋さん<ベジマルシェ>が毎月出している<ベジマルシェ通信couleurs(クルール)>。2月は、キャベツをテーマに取りあげました。
<ベジマルシェ>を運営しているデザイナーフーズ(株)は、過去10年以上、野菜に含まれる成分を分析して続けています。分析項目は次の4つ。

  • ビタミンC
  • 糖度
  • 抗酸化力
  • 硝酸イオン

通年出回る野菜については、年間の含有値の変動をみることができます。なかでもキャベツの分析結果はとてもわかりやすい。寒い時期(12月~4月)は、ビタミンC、糖度、抗酸化力は高く、硝酸イオン値は低い。暑い時期(7月~9月)はその逆、と傾向がはっきり出ます。

キャベツはヨーロッパの冷涼な気候で育った野菜。日本に入ってきて最初作られたのは北海道でしたが、品種改良が進み、いまでは沖縄でも作られていますし、年間通してお店に並ぶ野菜のひとつになりました。ただ、もともと寒冷地の作物ですから、寒い時期のほうかおいしくてチカラがあるのは当然かもしれません。

■ベジトーク「キャベツのチカラ」
・甘藍からキャベツへ
・キャベツのチカラ

■野菜のチカラ徹底研究
・葉酸

couleurs(クルール) は、赤坂アークヒルズ2階のVege Marche(ベジマルシェ)に置いてありますが、こちらからPDFをダウンロードできます。

ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_25_p1
ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_25_p2

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