民田なす

民田なす

  • 栽培地・栽培者:山形県鶴岡市を中心にした庄内地方
  • 品種:民田
  • 来歴:鶴岡に古くから伝わる在来野菜の1つ。芭蕉が長山邸で詠んだ「めずらしや山をいで羽の初茄子」の「初茄子」は、民田なすともいわれている。「民田」という名は、栽培地「東田川郡黄金村民田」に由来
  • 特徴:丸形の小なすで、果肉は締まり、果皮は小なすの中では柔らかいが、かたくなりやすい。栽培では、高い早生性を有するのが特徴
  • 入手可能時期:6~9月
  • 利用方法:主に漬けもの。地元では浅漬けが多く、業者はからし漬け、粕漬け、みそ漬けなどに加工

※参考文献:「地方野菜大全」芦澤正和監修(農文協) / 「47都道府県地野菜/伝統野菜百科」成瀬宇平・堀知佐子著(丸善) / 「おしゃべりな畑」山形在来作物研究会(山形大学出版会) / 「まるごと楽しむナス百科」山田貴義著(農文協)

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