伝統野菜、地方野菜、在来野菜…などと呼ばれる野菜たち。
山形在来作物研究会会長の江頭宏昌先生は、下記のように定義しています。
- 在来野菜:在来作物の一部。在来作物とは、ある地域で、世代を超えて、栽培者によって種苗の保存が続けられ、特定の用途に供されてきた作物。
- 地方野菜:在来野菜とほぼ同じ意味で使われる。
- 伝統野菜:在来野菜のうち、地方の自治体や生産や流通に関わる人々が栽培地域や栽培暦などに独自の条件を設けて、それらの保存と特産品化を目指すばあいに「伝統野菜」と呼ぶことが多い。
- 特産野菜:最近新しく導入した野菜も含めて、栽培する地域や方法を限定することでブランドイメージを打ち出した野菜。
(山形在来作物研究会編『どこかの畑の片すみで』 山形大学出版会刊から)
ここでは大きくとらえて、たとえば次の野菜についてはいま日本にはどんな種類があるのか、できるだけ探してみたい。
- なす
- だいこん ※準備中
- かぶ ※準備中