夏が旬なのに「冬瓜」と書くのは、うまく保存すれば冬までもつからといいますが、試したことはありません。ほんとかな?
夏の食卓によく登場した「とうがん汁」。母から習った作り方は、これだけでいいの? というくらい簡単。暑い季節に短時間でできるよう、うまく手抜きしたのかもしれません。それにしてはおいしくて、私は今でも大好きです。
〈材料 4人分〉
- とうがん 600g
- 里芋 200g
- 鶏ひき肉 100g
- インゲン10本位
〈作り方〉
- とうがんは種とワタを取って皮をむく(薄めにむくと緑色が残ってきれい)。厚さ1cm位の食べやすい大きさに切る。
- 里芋は皮をむき、厚さ6~7mmの輪切りにする。
- インゲンは色よく塩ゆでし、斜め切りにしておく。
- 鍋に1と2を入れ、水4カップと顆粒だし小さじ2を入れて火にかける。
- とうがんと里芋がやわらかくなったら鶏ひき肉を入れ、肉がバラバラにほぐれるように素早くかき混ぜる。
- 味つけは顆粒だしの塩味にもよるので、塩としょうゆを各小さじ1ずつ入れ、味をみて足りなければ塩を足す。
- 水溶き片栗粉でとろみをつけて器に盛り、3のインゲンを散らす。
※一度冷まして、食べる間際に温めた方が味がしみておいしいです。作ってすぐ食べたいなら、とうがんを下ゆでしてから使うのがおすすめ。
※うんと暑い日には冷やして食べるのもいいでしょう。その場合は、油の少ない鶏むね肉か、ささみのひき肉が向いています。