赤坂アークヒルズ2階にある八百屋さん「ベジマルシェ」が毎月出している<ベジマルシェ通信couleurs(クルール)>。10月のお話はじゃがいものチカラについて。
じゃがいもは野菜に入れるべきか、という話をすることがあります。海外の野菜摂取量データには、じゃがいもを野菜のうちに入れているものがあって、だからつまり、その野菜摂取量にはファーストフードの付け合わせにたっぷりついてくるフレンチフライもカウントされている。日本のデータでは、じゃがいもはカウントされていませんから、単純に比較できないのではないか、ということなのです。
じゃがいものビタミンC含量は食品成分表では35mg/100gです。ところが、今回のデータは20mg/100g。一瞬、入力ミスかしらと思いましたが、時期によってビタミンC含量は大きく変わるんですね。収穫時をピークとすると、日にちが経つにつれて減っていく。品種によって違うと思いますが、1年後には約1/5に減ってしまうというデータもあります。
と同時に、でんぷんは糖化していき、だから「じゃがいもは貯蔵したほうがおいしい」といわれるのですが…。
■ベジトーク「じゃがいものチカラ」
- 世界4大作物のひとつ
- じゃがいもの野菜的チカラ
■Vege Marche Pick up
- 環境・資源・健康を考えた 土と施肥の新知識
couleurs(クルール) は、赤坂アークヒルズ2階のVege Marche(ベジマルシェ)に置いてありますが、こちらからPDFをダウンロードできます。
ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_21_p1
ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_21_p2