二人暮らしをしていると、パック入りのトマトが多すぎて持て余すことがあります。サラダに1~2個使っても、まだまだ残っている…。冷凍保存という手段もありますが、若干の材料と手間を加えてパスタソースにすれば、冷凍せずともあっという間に消費できます。
■トマトソースの材料:量はあくまでも目安につき、好みで調整を!
※ベーコンはスライスしたものを2枚ずつラップで包み、ポリ袋に入れて冷凍保存すると便利。にんにくは旬の時期にたくさん買って、1かけずつに分けて薄皮をむき、ポリ袋に入れて同じく冷凍庫へ。わが家の実績では半年以上保存可能。
あればもっとおいしくなるもの:きのこ類(しめじ、まいたけ、生しいたけ、エノキなど、何でも可。今回はホワイトぶなしめじを使用)
■味つけ
- ベーコンから出てくる塩味とニンニクの香りだけでほぼ充分。食べるときに好みで粉チーズやタバスコなどを。
■作り方
- スパゲティーをゆでるためのお湯を沸かしながら、トマトソースの材料を切り分けていく。トマトは皮ごと適当な大きさにざく切りに。中のタネも、気にならなければそのままでOK。にんにくは薄切り、ベーコンは食べやすい大きさに切る。にんにく、ベーコンは凍っているうちに切るとラク。
- お湯が沸いたら鍋に塩、スパゲティーを入れ、ソースを作り始める。まず、フライパンにオリーブオイル適量、にんにく、ベーコンを入れ、焦がさないよう弱火にかける。
- 全体に熱が回りベーコンが透明になってきたら、きのこを加え、中火にして炒める。このとき、スパゲティーをゆでているお湯を玉じゃくし半分ぐらいフライパンに加えると、熱の通りが早くなる(きのこを入れない場合は、直接次の工程へ)。
- 全体に熱がなじんだら、刻んでおいたトマトを一気に加える。火をやや強くして、ときどきかき混ぜながら加熱する。このとき、飲みかけの白ワインか日本酒があれば、少々加えると味に奥行きが出る。
- 全体がフツフツと煮立ち、トマトの形が崩れてきたらできあがり。味見をして、好みで塩など足りない調味料を追加する(ちなみに写真のソースは何も足していない)。
- ゆであがったスパゲティーを5のソースにサッと絡め、トングで皿に盛れば完成。
所用時間は、約15分。
スパゲティーの付け合せは、葉物がなかったので、にんじん(規格外の小さいにんじんを、レンジでチン!)とスナップエンドウ(筋を取ってから塩ゆで)。好みで、ドレッシングやマヨネーズとともにめしあがれ。