[野菜の学校 日本の伝統野菜・地方野菜講座]のまとめ

[野菜の学校]まとめtop_1NPO野菜と文化のフォーラムのメンバーが運営する[野菜の学校]。2010年~15年の6年間は、日本の伝統野菜・地方野菜をテーマに月1回の勉強会を開いてきました。

勉強会は、6年間で58回になり、日本全国を一巡したので、ひと区切りをつけることにし、2016年6月23日(木)、NPOの総会でその報告が行われました。

総会での報告は、下記の4部に分かれ、4名の報告者が登壇しました。

  1. 野菜の学校「日本の伝統野菜・地方野菜」の講座とは?
  2. 伝統野菜の調達、産地・生産者・流通の現状と課題
  3. 各地の伝統野菜を調理して
  4. 講座を通じて学んだこと・今後の課題

ここで公開するのは、このうち4のpdf。対象は内部の方たちですし、口頭での解説がないとわかりにくいのですが、伝統野菜とは何かについて考え、今後の課題をまとめたものです。

PDF_report[野菜の学校]まとめ-草間

カテゴリー: clip 野菜新常識 |

ベジマルシェ通信 Vol.54

couleurs54-16月3日(水)に開かれた“Farm to Wellness(ファーム・トゥ・ウェルネス-農場から健康を届ける)セミナー”。
ここから新しいプロジェクトがスタートしています。

■野菜の品質評価基準を精緻化
野菜のほんとうのよさを伝えるために、
品質をより正しく評価できる基準を策定したい、
と語る丹羽真清社長。
現在の「デリカスコア」をベースに
品目ごとに評価基準を設定するなど、
より精緻化するプロジェクトが始まりました。

 

また、食ビジネスのあらゆるシーンで活用できる、
野菜の中身を表現する「7つの野菜のチカラ」を紹介しています。

  1. 7色のチカラ
  2. 旬のチカラ
  3. 酵素のチカラ
  4. 中身が見える野菜のチカラ
  5. 活性酸素を消す野菜のチカラ
  6. サラダのチカラ
  7. スムージーのチカラ

<日本人の食事基準2015を読み解く>
今回は、たんぱく質について。そのしくみやはたらき、<2015>で新たに示された摂取目標量などを、簡単に説明してします。

PDF_reportこちらからPDFをダウンロードできます
ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_54

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.53

couleurs53-16年前、「農場から健康を届ける」というコンセプトで始まったFarm to Wellness倶楽部。
そのセミナーが6月3日に開かれました。
丹羽真清社長がこのセミナーで伝えたいことを取材しました。

■Farm to Wellnessセミナーに寄せて
4月からスタートした食品の機能性表示制度は、食品のチカラを正しく伝えてヒトの健康に役立つことが目的。そのためには微量な1成分をとりあげるのではなく、野菜をまるごと評価できる考え方が求められています。
野菜ビジネスでヒトと国を健康にしたい、という願いを形にしたのが、デリカフーズ㈱とデザイナーフーズ㈱が6年前から展開している「Farm to Wellness」です。

<日本人の食事基準2015を読み解く>
食物繊維の摂取は生活習慣病の発症リスクに影響することから、日本人の食事基準2015では、6歳から17歳までの推奨量が追加されました。
これに関連して、冷やごはんから摂取できる難消化性でんぷんについて紹介しています。

こちらからpdfをダウンロードできます
PDF_report
ベジマルシェ通信couleurs(クルール)Vol.53

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.52

couleurs52_1■食にまつわる10の問題とその解決

ことあるごとに食の問題を痛感する、というデザイナーフーズ(株)丹羽真清社長が考えるワースト10。その有効な解決策とは…。

1.米の消費の減少
2.エネルギー源の変化
3.失われる旬と季節
4.食べものへの無関心
5.短くなる調理時間
6.個食、孤食、欠食の増加
7.加工度の高いジャンクフードの増加
8.フェイク食品、コピー食品の増加
9.日本人の体に起きている変調
10.食情報の氾濫

<日本人の食事基準2015を読み解く>
前の版とどこが変わったか、2015年版の注目点を紹介

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_reportベジマルシェ通信couleurs(クルール)52

カテゴリー: その他 |

ベジマルシェ通信 Vol.51

couleurs51-1新しい食品表示制度のスタートを受けて、
スーパーマーケットには「機能性野菜」
というPOPを掲示した売り場が誕生しています。

そこに並んでいるのは、特定成分を強化した野菜たち。
それを食べると健康になるのでしょうか。

■野菜はサプリメントか
すでにスルフォラファンを3倍にしたブロッコリーや、リコピンを2倍に増やしたトマトが登場しており、さらに多くの企業がこの分野に乗り出すと考えられます。

しかし、野菜をサプリメントのように扱うことはできないでしょう。野菜には、すでに知られている成分のほかに、多くの未知成分が含まれています。野菜を食べるということは、そのすべてを摂取すること。野菜まるごとのチカラこそ、ヒトの健康につながるのです。

<ミネラル新知識>

  • ミネラルバランス
    このシリーズのまとめです。ミネラルは単体ではなく、ほかのミネラルと関係しながらはたらく性質があります。理想的なバランスと、摂り方について。

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_reportベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_51

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.50

couleurs50-1東京赤坂アークヒルズ2階の
「ベジマルシェ・アークヒルズ」は、
2014年12月いっぱいでその役割を終え、
クローズしました。

これからベジマルシェは、
東京から関西へ活動の場を広げていきます。

■ベジマルシェ「食の薬局」がめざすもの
この夏、大阪梅田の医療モールに、新しいベジマルシェ「食の薬局」オープンします。健やかな生活につながる食を、より身近に感じ、理解していただくショールームです。

ベジマルシェ・アークヒルズでは、野菜を「抗酸化系」「免疫系」「解毒系」に分けて販売してきましたが、さらに2つの新しいカテゴリーを加え、野菜のチカラをよりわかりやすく、多面的に伝えていきます。ご期待ください。

<ミネラル新知識>

  • モリブデン
    モリブデンは、老廃物の代謝に関わる酵素を構成する、非常に重要な微量ミネラル。野菜の生長にも欠かせないといわれます。

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_reportベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_50

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.49

couleurs49-1私たちが毎日食べるものを買うお店で、
健康につながる食材を入手できれば、
日本の医療費はずいぶん削減できるのではないか。

だから多くのスーパーマーケットが
「食の薬局」になることを願っている、
と丹羽真清社長は語ります。

■スーパーマーケットを「食の薬局」に
「食の薬局」といっても、医薬品やサプリメントは扱いません。ふつうのスーパーマーケットと同じ品ぞろえです。が、その商品が健康によいはたらきをするかどうかを吟味しています。

そして、商品情報を詳しく解説したボードを置き、解説情報が載っている本や雑誌も同じ売り場で販売します。こうした「食の薬局」の取り組みは、いま始まったばかり。健康ニーズとともに、これから広がっていくことでしょう。

<ミネラル新知識>

  • クロム
    クロムは、ヒトの体内の肝臓、腎臓、血液などに存在します。量はごくわずかですが、糖質や脂質の代謝に関係する非常に重要なミネラルです。

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_reportベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_49

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.48

couleurs48-12015年最初のベジマルシェ通信です。

丹羽真清社長の年頭所感は、
「食」で人も国も元気になってほしいという願い。

掲載したお料理の写真は、
名古屋のデザイナーフーズ(株)本社で開かれている
「生命食セミナー」で、参加者に提供された一汁三菜です。旬の食材が使われています。

■「食」で人も国も元気に
人は、1日に約2㎏の食材を摂るといいます。この2㎏が、細胞を再生し補修する材料になります。ですから、毎日何を食べるかで、どんな体になっていくかが決まってしまうわけです。

「食」をただすことは、病気に苦しむ人を減らし、医療費を削減して、国の元気につながっていくでしょう。

<ミネラル新知識>

  • 亜鉛
    数百種類の酵素の成分として、遺伝子情報の伝達やたんぱく質の合成に関わるなど、新しい細胞をつくるときに重要な役割を果たし、新陳代謝や成長に必要なミネラルです。また、味覚や嗅覚を正常に保つためにも不可欠であるほか、多岐にわたる生理機能において欠かすことのできないミネラルです。

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_report

ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_48

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.47

couleurs47-1食べる人に、健やかな毎日を届けたいという願いから、
野菜の分析研究を続けてきた結果
野菜のチカラは、どんな風に育てられたかによって
大きく違うことがわかってきました。

■「農」と「医」を、「食」でつなぐ
野菜のチカラを長年評価しているなかで、野菜のチカラは生産方法や土作りと深く関わっており、健康をもたらす「食」は「農」のあり方にかかっていることがわかってきました。

一方、「食」と「医」の関係は「医食同源」という言葉があるほど密接です。「農」と「医」はどちらも「食」とつながっており、健康的な「食」を考えることが「農」と「医」を考えることになります。

<ミネラル新知識>

  • セレン
    体内のたんぱく質な含まれるセレン。甲状腺ホルモンの活性かに関わるほか、私たちの体の抗酸化システムでも大きなはたらきをしています。

こちらからPDFをダウンロードできます
PDF_report

ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_47

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |

ベジマルシェ通信 Vol.46

前号「野菜のチカラを★★★で表す」の続きです。

野菜のチカラとは野菜の中身です。それをシンプルにわかりやすく★の数で表すには、しっかりした裏づけが求められます。野菜の中身をどう評価すればいいか。丹羽真清社長の意見を紹介します。

■★★★の裏づけ
これまで野菜は、大きさ、色つや、姿の美しさなど、外見で判断されてきましたが、野菜のチカラを表す★の数は、野菜の中身を示しています。
そして野菜の中身は、「栽培」「安全」「中身成分」「流通」など計19項目を判定する「デリカスコア」とよばれるチャートと、抗酸化力測定結果をあわせて評価されます。

<ミネラル新知識>

  • マンガン
    マンガンは骨の発育形成に関与する、ビタミンB群とともに代謝に関わる、酵素を活性化する、ホルモンの分泌をよくするなど、さまざまなはたらきがあります。

▼こちらからPDFをダウンロードできます

ベジマルシェ通信couleurs(クルール)vol_46

 

 

 

 

カテゴリー: 野菜の仕事 |